ABBA世界デビュー50周年記念|ファン375人が選ぶ最強人気曲トップ5

スウェーデンの世界的ポップグループ・ABBA(アバ)がこのほど世界デビュー50周年を迎え、10月25日に最新ベストアルバム “ザ・シングルス”をリリースしました。

このほど、同リリースを祝うべく、auの音楽サブスク・auスマプレミュージックと、台湾発の音楽サブスク・KKBOXの共同企画として、アバファン375人のみなさんを対象に最強人気曲アンケートを実施。本記事では、アバの50年の軌跡を振り返るとともに、最強人気曲トップ5をランキング形式でお届けします。

アバは、1972年に結成され、1970年代から1980年代初頭にかけて世界的に大きなトレンドを巻き起こしたスウェーデンのポップグループです。グループ名は、アグネタ・フォルツコグ、ビョルン・ウルヴァース、ベニー・アンダーソン、アンニ=フリッド・リングスタッド(フリーダ)のメンバー4人の名前の頭文字を取ったもので、1974年にユーロビジョン・ソング・コンテストで「Waterloo」を披露し優勝したことに端を発して、世界的な認知を獲得。その後も「ダンシング・クイーン」「マンマ・ミーア」「テイク・ア・チャンス」「ザ・ウィナー」など、数々のヒット曲をリリースし、その名を世界に轟かせました。

一度聴いたら離れないキャッチーなメロディーに、華やかな楽曲構成、そして美しいハーモニーがアバの最たる特徴でしょう。1982年に一度活動は止まりますが、彼らの音楽は世界中で愛され続け、1999年に始まったミュージカル『マンマ・ミーア!』とのちに公開された映画のヒットも相まって、アバの人気は途絶えることなく続いています。2021年には約40年ぶりとなるアルバム『Voyage』を発表し、新旧問わず多くの音楽ファンに絶大な影響を与え続ける、世界のポップ史を語る上で欠かすことのできない存在です。

そんなアバが2024年に世界デビュー50周年を迎え、シングルコレクション “ザ・シングルス” を10月25日にリリースしました。1972年にリリースしたデビューシングル “ピープル・ニード・ラヴ” から2021年リリースの “Voyage” 収録曲まで、本国スウェーデンでリリースされた全シングル38曲を網羅した最新ベストアルバムです。

ここからは、ファン375人に行った最強人気曲アンケートの結果をもとに、最も票数が多く集まった楽曲トップ5をランキング形式で、印象的なエピソードが寄せられた楽曲3曲を番外編としてご紹介していきます。
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ファンが選ぶアバの最強人気曲トップ5+番外編

5位:ギミー!ギミー!ギミー!(63票)

1979年にリリースされた「ギミー!ギミー!ギミー!」は、深夜の孤独感や愛への渇望がテーマのディスコ調のエネルギッシュな楽曲。本曲のシンセサイザーはとても印象的で、後にマドンナの「Hung Up」にサンプリングされるなど、現代の音楽にも大きな影響を与えています。

・洋楽の世界に入るきっかけとなった曲達です。当時英語が分からない子供でしたが、辞書を引いて意味を調べるほど好きになりました。ABBAのメロディー、歌詞、全て最高です。(女性/55~59歳)

・ちょっと変わったテンポの曲で、ギミギミギミの歌詞がインパクトがあって口ずさんでいた。 (男性/55~59歳)

・友達と学校の校庭でこの曲に振り付けして踊った楽しい思い出がある。(女性/60~64歳)

4位:マネー、マネー、マネー(108票)

「マネー、マネー、マネー」は、豊かさへの欲望と経済的な不平等について皮肉を交えて描いた1976年リリースの楽曲。バラエティ番組のお金にまつわる企画では必ずといっていいほど流れる定番曲で、アバを知らない人にも認知度の高い一曲でしょう。

・今もわからないまま、気力を出してもらった曲。就職して、新しい環境に慣れなかったころの元気の出る曲です。(女性/60~64歳)

・高校時代、友達と映画を観に行った時、観た映画が「造幣局へ盗みに入った泥棒が紙幣造りをして持ち出す」と言ったストーリーで歌われていた曲で、今でもこの曲を聞くと思いだす。 ただABBAが歌っていたかは分からない。今72歳で当時15か16歳でした。(男性/70~74歳)

・留学した直後に現地で初めて映画館に行って見た映画がマンマ・ミーアでした。サントラを買った思い出もあり懐かしくて好きな曲です。(女性/35~39歳)

・お金に関わるテレビのBGMで必ずといっていいほど流れるから。(男性/55~59歳)

<番外編>

■ピープル・ニード・ラヴ(21票)

1972年にリリースされたアバの最初のシングル「ピープル・ニード・ラヴ」は、グループがまだアバを名乗る前「Björn & Benny, Agnetha & Anni-Frid」として活動していた時期に発表した楽曲です。

・なんといっても私の大好きな初期曲!!明るくて希望に満ちたサウンド、最初のギターの強烈なインパクト!!!これ以上最高なサウンドがどこにあるでしょうか!! People need love、人々には愛が必要というシンプルながらも的を得たタイトルは、人生を生きる上での一種の目的であり、理由でもあると感じます。 この曲を聴く度に、明るいサウンドとは裏腹な歌詞の深さを考えさせられます。(女性/20~24歳)

・部活で楽曲を流していました、辛かったけど良い思い出です。(女性/55~59歳)

・中学生の頃に憧れていた2つ上の先輩がテープにダビングしてくれた。(女性/55~59歳)
■ヒー・イズ・ユア・ブラザー(9票)

1973年リリースの「ヒー・イズ・ユア・ブラザー」は、人々の結束と兄弟愛をテーマにした楽曲です。フォーク調のメロディが特徴で、友情や人間関係を大切にしようというポジティブなメッセージが込められています。この曲は、アバの初期の作品の中でも特に温かみあふれる一曲です。

・まず、最初のピアノが最高ですね。物語調のように進むストーリー。寂しいながらも、彼は手探りで愛を見つけていく。私もできることならブラザーになりたいです。(女性/20~24歳)

・先に男性陣が歌い次に女性陣が歌うというABBA初期ならではの歌い方で、彼らのまだ少し初々しい歌声も相まってとても可愛らしい楽曲だからです。曲全体的にザ70年代初期のメロディーなのも好きなポイントです。ABBA The Movie (1977年オーストラリアツアー) でのパフォーマンス映像が何より1番大好きで、スタジオ音源よりほんの少しスローテンポであったり、ラストにかけてのアレンジが異なっていたりと、ライブならではの雰囲気で楽しめるのも最高です。(女性/25~29歳)
■ソー・ロング(8票)

1974年にリリースされた「ソー・ロング」は、アップテンポでエネルギッシュなロック調の楽曲です。力強いリズムとアグネッタとフリーダの迫力あるボーカルが際立つ一曲で、別れを告げる女性の強さを歌っています。

・ABBAがリリースした100曲以上ある楽曲の中でも私のトップ10に入る好きな曲です。 "私はあなたのお金で買えるような女じゃないの、さようなら"という強い歌詞の中にも、"自分自身を愛しなさい、あなたは強く他の何にも変えられない価値があるのだから"というメッセージが込められているようで、この曲はいつも私に勇気と自信を与えてくれます。 アップテンポな曲なのでパフォーマンスも4人が終始ノリノリで、アウトロではフリーダとアンナの可愛らしいダンスが見れるのでそこも含めて大好きな曲です。(女性/25~29歳)

3位:チキチータ(112票)

1979年に発表された「チキチータ」は、ピアノを中心としたバラードで、友情や励ましのメッセージが込められています。特に南米で大ヒットし、スペイン語バージョンもリリースされました。美しいメロディーに、共感性の高い歌詞が多くの人々の心を打ちました。

・深夜ラジオのリクエスト番組でよく流れていましたので、中学生時代を思い出します。なんて美しい曲なんだろうと何度聞いても思います。(男性/55~59歳)

・79歳です。 私の若い頃には、ABBAを聴く手段が無かったのを非常に残念に思い続けています 今はスマホでライブ動画を視聴出来るのだから素晴らしいが、全盛期の彼女等をCDで堪能したかったです。(男性/75~79歳)

・中学の時この曲を聞いてこんなにやさしくも不思議に琴線に響いた曲は初めてで感動した。(男性/55~59歳)

・両親が好きで、よく車で聞いていました。 高層ビルが少ない頃の首都高速で、綺麗な夕焼け空と東京タワー、影富士をみたのが印象に残っています。(女性/50~54歳)

2位:マンマ・ミーア(120票)

1975年リリースの「マンマ・ミーア」は、軽快なリズムとメロディが印象的なアバを代表する一曲です。かつての恋愛への未練などの感情を描いた楽曲は、「マンマ・ミーア!」というフレーズを繰り返す一度聴くと忘れられないキャッチーさが魅力。この曲は後に同名のミュージカルと映画のタイトルにもなり、アバを象徴する名曲の一つとして愛され続けています。

・映画を観に行って、とても気に入りました。元気が出てくる歌だと思います。(女性/60~64歳)

・中学校の掃除の時の曲でした。大人になってABBAの曲だと知りました。(女性/30~34歳)

・曲が楽しくて好き! 映画やミュージカルなどにもなってるものいい(女性/50~54歳)

・中学生の頃に憧れていた2つ上の先輩がテープにダビングしてくれた(女性/55~59歳)

1位:ダンシング・クイーン(289票)

「ダンシング・クイーン」は1976年リリースのアバの代表曲で、世界中で大ヒットしました。この楽曲はディスコ・サウンドとポップの要素を融合させ、リズミカルなビートとエモーショナルなメロディが特徴です。若さと自由、そしてダンスフロアでの高揚感を描写した楽曲で、世代・時代を問わず多くの共感を呼び続けています。

・中学3年生のとき、ラジオ受験講座(英語)を聞いていました。その番組の中間に講師が息抜きで1曲音楽を流すのですが、それがABBAでした。私は “Dancing Queen” と “Thank you for the Music” を聞くと高校受験を思い出します。(男性/55~59歳)

・兄が買ってきた、レコードを何回も聞いていて、ピアノから始まる、印象的なスタート♪ 大人になってからも、この曲が大好きで、着メロにもしていました!(女性/55~59歳)

・ABBAは高校生の頃に流行った歌で僕はウォークマンを持っていたのでカセットテープに好きな歌だけを入れて聴いていた!修学旅行の時もこっそり持って行って東京で聴いていて都会ってすごいな~とハトバスに乗りながら思ったものでした。(男性/60~64歳)

・当時、ディスコに通っていたのですが、ABBAのこの曲の頭のピアノで鳥肌ものでしたし、曲もさることながら歌声のハーモニーにはとても感銘を受けましたね、今でもこの曲を聴くと、当時のことが蘇ってきます。(女性/65~69歳)

・中1の5月、友達と地元のお祭りに行く途中に立ち寄ったレコード店で初めて買った洋楽のレコード(懐かしのドーナツ盤)がこれでした。 歌詞カードを見ながら辞書を引き、読み方や意味を調べた事を思い出します。(男性/55~59歳)
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