ポルノグラフィティデビュー25周年記念|ファン1,300人が選ぶ最強人気曲トップ10
1999年のデビュー以来、数々のヒット曲を生み出し、日本のロックシーンを彩ってきたポルノグラフィティ。今年、デビュー25周年を迎えた彼らは、ベストアルバム「ポルノグラフィティ全書~ALL TIME SINGLES~」を9月4日にリリースしました。
今回auスマプレミュージックでは、ポルノグラフィティのデビュー25周年とベストアルバム「ポルノグラフィティ全書~ALL TIME SINGLES~」のリリースを記念して、当サービスでポルノグラフィティを聴取しているファンのみなさんを対象に最強人気曲アンケートを実施。彼らの歩みを振り返るとともに、最強人気曲トップ10をランキング形式でお届けします。
今回auスマプレミュージックでは、ポルノグラフィティのデビュー25周年とベストアルバム「ポルノグラフィティ全書~ALL TIME SINGLES~」のリリースを記念して、当サービスでポルノグラフィティを聴取しているファンのみなさんを対象に最強人気曲アンケートを実施。彼らの歩みを振り返るとともに、最強人気曲トップ10をランキング形式でお届けします。
衝撃のメジャーデビューから25周年!全57曲を収録したベストアルバムが発売
ポルノグラフィティはVo.岡野昭仁とGt.新藤晴一によるロックバンドで、1999年に「アポロ」でメジャーデビュー。アポロでの鮮烈なデビューを皮切りに、「ミュージック・アワー」や「サウダージ」、「アゲハ蝶」に「メリッサ」といったヒット曲を連発し、瞬く間にトップアーティストへの階段を駆け上がりました。デビューからわずか5年でリリースした2004年には初のベストアルバムが大ヒットし、以降も多くのヒット曲を世に送り出しています。
2024年、デビュー25周年を迎えた彼らは、これまでにリリースしたシングルを全て収録したベストアルバム「ポルノグラフィティ全書~ALL TIME SINGLES~」を発表。デビュー曲「アポロ」から最新曲「解放区」まで、これまでリリースした全シングル57曲が収録されています。そんなポルノグラフィティの数ある名曲の中でも、ファンのみなさんから特に支持されているのはどの楽曲なのでしょうか。ファン1,334人に行ったアンケート結果をもとに、ポルノグラフィティの最強人気曲トップ10をお届けします。
■10位:ジョバイロ(74票)
2005年11月16日にリリースされた19thシングル。TBS系ドラマ『今夜ひとりのベッドで』の主題歌に起用されました。異国情緒溢れるメロディーと切ない歌詞が、多くのファンの心を掴んだ一曲です。
・異国情緒が好きなので、イントロからすぐに引き込まれます。「あなたが気づかせた恋があなたなしで育ってゆく。悲しい花つける前に小さな芽を摘んで欲しい」という歌詞は、中学1年生だった当時でも心に刺さりましたし、今でもなんて切なさにあふれた歌詞なんだろうと感じます。最後の転調部分も好きです。(女性/30~34歳)
・異国情緒あふれる雰囲気とヴァイオリンのソロがとても好きです。ポルノグラフィティの楽曲は全般的に切なく、それでいて優しく甘い雰囲気があるので、とても迷いましたが、切ない恋を思い出させる「ジョバイロ」を選びました。(女性/45~49歳)
・発売当初から好きでしたが、三年前に宝塚歌劇団でこの曲が使用されているのを見て、「好き」が再燃しました。ラテン系の美しいシーンに、曲調も歌詞もぴったりで、曲もその場面も大好きです。特に歌詞が本当にドラマティックで素敵で、曲の物語性がとても胸を打ちます。(女性/35~39歳)
■10位:オー!リバル(74票)
2015年4月15日にリリースされた42ndシングル。映画『名探偵コナン 業火の向日葵』主題歌。アンケートでは、ライブでの盛り上がりや、作品とのマッチングがファンに支持されている印象でした。
・映画『名探偵コナン 業火の向日葵』のエンドロールで流れるタイミングと歌詞、そしてメロディが作品とマッチしていてとても好きです。ライブでの手拍子や声出しも盛り上がるので、この楽曲が好きです。(女性/35~39歳)
・ライブではみんなで一緒に歌えるし、昭仁さんの力強い歌声がとても好きです。(女性/50~54歳)
・妻との初デートで観た映画の主題歌でした。お互いにポルノグラフィティが好きだと分かり、共通の話題が増えました。(男性/30~34歳)
■8位:サボテン(90票)
2000年12月6日に発売された5thシングル。インディーズ時代の代表曲のひとつで、ノンタイアップ楽曲ながら大ヒットを記録。失恋の切なさを描いた歌詞が特徴で、アンケートでも多くの共感の声が寄せられました。
・子育てで忙しい日々を送っていた頃、ラジオからこの曲が流れてきて心を動かされ、レコード店に足を運びました。結婚前は仕事帰りに立ち寄っていたレコード店に、結婚してからは子育てに追われる毎日でしばらく行けていませんでしたが、子どもを連れて何年ぶりに訪れました。「サボテン」のCDを購入し、子どもが遊んでいる隙にプレーヤーで聴いたあの約5分間がたまりませんでした。子どもが寝ている間に聴いたり、おもちゃのマイクで歌う子どもを見て笑ったり…。今思い返すと、とても愛おしい時間でした。音楽を聴く喜びを思い出させてくれた大切な曲です。(女性/55~59歳)
・当時、結婚まで考えていた大好きな彼がいましたが、互いの家庭の事情などで好きだけではどうにもならないことを知り、別れなければならない辛い時期、よくこの曲を聴いていました。今でも口ずさんで当時を思い出しますが、ただ悲しいとか戻りたいというわけではなく、ほんのりと温かい気持ちになるのが不思議です。(女性/30~34歳)
・恋愛がうまくいかない時期にこの曲をよく聴いていました。失恋と雨、サボテンの棘と傷心の比喩、そしてサインを見逃してしまった後悔…。男性も大切な人を失ったらこんなに切ない気持ちになるのかと思うと、自然と惹き込まれ、何度も何度も繰り返し聴いていました。(女性/40~44歳)
■7位:愛が呼ぶほうへ(120票)
2003年11月6日リリースの13thシングルで、TBS系ドラマ『末っ子長男姉三人』主題歌。愛をモチーフにしたミディアムテンポのバラードで、アンケートでは結婚式のBGMとして人気が高いことが伺えました。
・「父の背中の涙を受けとめていた」という歌詞が愛が伝わってきて大好きです。 自分の結婚式でも流しました。(女性/35~39歳)
・友達の結婚式でスピーチを任されたとき、BGMで流してもらいました。当時はカラオケでMVが見られたので、よく歌っていたのを思い出します。(女性/40~44歳)
・10年前に浜スタで行われた野外ライブで、夕焼けの中、真ん中のステージでアコースティックバージョンを聴いたときは本当に感動しました。(女性/45~49歳)
■6位:ハネウマライダー(149票)
2006年6月28日にリリースされた20thシングルで、大塚製薬『ポカリスエット』CMソング。ライブの定番曲で、観客と一緒にタオルを振るパフォーマンスが特徴。アンケートでもライブで会場が一体になって楽しめる点に多く好評の声が挙がりました。
・吹奏楽部に入部して初めて聴いた曲です。当時はまだ楽器を弾けませんでしたが、先輩たちが楽しそうに演奏しているのを間近で見て、吹奏楽の楽しさを感じることができました。(女性/25~29歳)
・毎回ライブでタオルを回すのが大好きです!昭仁さんのアレンジや身振り手振り、「ヘイユー!」と指さすところも最高に楽しいです。最後にタオルを掲げる瞬間には、一体感が生まれ、みんなでこの曲を作り上げていると感じます。(女性/35~39歳)
・ライブにはこの曲が必須!というほど盛り上がる曲です。コロナ禍で行われた「CYBERロマンスポルノ20」では、昭仁さんがこの曲について説明してくれました。それまで盛り上がるための曲だと思っていましたが、「僕たちは自分の時間を動かす歯車を持っていて、それは一人でいるなら勝手な速度で回る。他の誰かとたとえば君と触れ合った瞬間に歯車が噛み合って時間を刻む」という歌詞が、ポルノグラフィティとファンの関係を表していると知り、より一層大切な曲になりました。(男性/30~34歳)
■5位:メリッサ(267票)
2003年9月26日にリリースされた12thシングル。TBS系アニメ『鋼の錬金術師』オープニングテーマ。シングルでは自己最長のロングセラーを記録しており、この楽曲がきっかけでポルノグラフィティを知ったという声も多く見られました。
・家事や仕事に追われて自分を見失いそうになったとき、心に響いた曲です。当時は出勤時にエンドレスで聴いて、自分を鼓舞していました。(女性/55~59歳)
・「メリッサ」はポルノグラフィティのなかで初めて聴いた曲です。アニメ『鋼の錬金術師』でこの曲を知り、そこから歌詞の意味やメロディーのよさを理解するようになり、カラオケでは必ず最初に歌う曲になりました!(男性/25~29歳)
・ポルノグラフィティのファンになったきっかけの曲です。当時、音楽にはあまり興味がなかったのですが、好きなミュージシャンを見つけたいと思い、「メリッサ」を歌っていたポルノグラフィティのアルバムを聴いてみたらいい曲ばかりで一気にハマってしまいました。(女性/30~34歳)
■4位:ミュージック・アワー(313票)
2000年7月12日に発売された3rdシングルで、大塚製薬『ポカリスエット』CMソング。曲に合わせて手を左右上下に交互に動かす「変な踊り」はライブの定番。アンケートでは、CMがきっかけで魅了されたというコメントも寄せられました。
・中学1年生の夏、ポカリスエットのCMで初めて聴いて衝撃を受けました。「なんじゃこの曲は!」と驚きましたが、当時は歌手や曲名を調べるのも一苦労で、さらにCDショップもない山の中で育っていたため、CMが偶然流れるのを楽しみにしていました。その後、体育祭で「ミュージック・アワー」が流れたことでポルノグラフィティを知り、沼にハマった思い出の曲です。(女性/35~39歳)
・私がポルノグラフィティにハマったことを知った父が、もともと持っていた「ミュージック・アワー」のシングルCDを譲ってくれたり、ギターのコードを教えてくれたりした思い出があります。ライブでは変な踊りで盛り上がれて楽しいです!(女性/30~34歳)
・学生時代、同じポルノグラフィティファンの友達とカラオケに行き、どっちが歌うかで少し喧嘩になったことがあります。結局、交互に歌うことにしましたが、発売当時はどこの店に行ってもBGMで「ミュージック・アワー」がかかっていて、そのたびにテンションが上がっていました。(女性/35~39歳)
■3位:アポロ(381票)
1999年9月8日にリリースされたメジャーデビューシングル。TBS系テレビ「ここが変だよ日本人」エンディングテーマ。斬新なコンセプトで多くの人に衝撃を与え、大ヒットを記録。アンケートでも、この曲をきっかけにファンになったという声が多くありました。
・ちょうど子供時代にテレビで見たアポロの月面着陸の映像を思い出します。言葉のインパクトがとても強く印象に残りました。(女性/65~69歳)
・この曲を初めて聴いたとき、とにかく新鮮でした。アポロ計画は、50代くらいの人にとってワクワクする話題でしたので、そのモチーフが魅力的でした。(男性/50~54歳)
・デビュー曲で衝撃を受け、そこからずっとファンであり続けている想いもあり、この曲は絶対に外せません!(女性/35~39歳)
■2位:アゲハ蝶(599票)
2001年6月27日リリースの6thシングル。資生堂『ティセラ』CMソング。生楽器中心のラテンナンバーで、今もなお人気の高い代表曲です。ライブでは手拍子と大合唱のパフォーマンスが定番で、アンケートでもライブで盛り上がるという声が多く見受けられました。
・この曲と出会った当時はまだファンクラブには入っていませんでしたが、有線で聴いていて耳に残るいい曲だなと思ったのを覚えています。仕事が忙しい時期で休日出勤もしていたのですが、休日にだけ有線を聴くことができ、「アゲハ蝶」のイントロに耳を傾けるのが癒しの瞬間でした。ライブに行くようになってからは、手拍子を合わせるのも楽しくて、ライブで聴きたい曲のひとつです。(女性/40~44歳)
・初めてポルノグラフィティに出会った思い出の曲です。当時、歌詞カードがボロボロになるまで何度もリピートして聴きました。ライブではファンみんなで「ラララ~」と歌ったり、独特の手拍子があったりして、とても楽しくなる曲です。(女性/35~39歳)
・30代の頃、産後のダイエットのために通っていた婦人体操教室で、先生が「アゲハ蝶」に振りをつけてみんなで踊っていました。難しかったです。(女性/55~59歳)
■1位:サウダージ(613票)
2000年9月13日発売の4thシングル。ポルノグラフィティの代名詞であるラテンサウンドを初めて取り入れた楽曲で、別れを描いた切ない歌詞に、アンケートでは共感の声が多数見られました。
・当時、大学生で好きだった人に告白して振られたのですが、この曲を聴いて次の恋愛に踏み出すことができました。(男性/40~44歳)
・子育てに追われていて、ポルノグラフィティの存在すら知らなかった頃、テレビから「サウダージ」が流れてきて衝撃を受けました。「この人たちは何者だ」と思い、私がポルノ沼にはまるきっかけとなった曲です。(女性/60~64歳)
・学生の頃、先輩と付き合っていた時に、この曲をCDからテープに録音して聴いていました。(女性/40~44歳)
まとめ
デビューから25年、日本の音楽シーンに数々の名曲を送り出し、多くのファンに愛され続けてきたポルノグラフィティ。今回のランキングでは、1位に輝いた「サウダージ」をはじめ、どの曲もファンの思い出や人生の一部として大切にされていることが分かりました。時代を超えて愛され続ける名曲揃いなので、ぜひこの機会に彼らの楽曲に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。